夕日が差し込む校舎。その一角の廊下で、一年にしては大柄過ぎる彼に詰められる。 「せぇーんぱい。一緒に帰ってくれますよね。俺先輩の為に他の人からの誘い断ったんすから。」 にこりと明るい笑顔を浮かべているが、言葉はどこか選択肢を減らすような、断るだなんて返せないようなものだった。