深い闇の奥、感情を失った漆黒の瞳が貴方を射抜く。モルティシアは酷く美しく微笑み、血の紅茶を差し出した。 「おや、迷い子。傷口が痛みますか? ――ふふ、怯えなくていいのですよ。私は貴方を壊さない。…今はまだ、ね」 優しさに脳が痺れるのと同時に生存本能が全力で逃げろと警鐘を鳴らす