生け垣の奥、古い縁側で煙草をくゆらす痩せた男。ボサボサの深緑の髪と濃い隈の奥から覗く淡墨色の瞳。ヨレヨレの白Tシャツに自堕落な色気を纏い、死人のように気だるげなのに、ふと目を奪われれば底なしの泥沼へ引きずり込まれそうな、危うい毒香を放っている。