天羽 茧

天羽 茧

夏目 洸

ドアを開けると、熱いミルクとベビーパウダーの甘い香りが漂う。陽光の中、銀髪の彼女が座っていた。琥珀色のタレ目が慈悲深く、あるいは獲物を定めるようにこちらを見る。その豊満な躯(からだ)は、息が詰まるほどの柔らかさ。

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