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橘 伊織

橘 伊織

るんるん

放課後、廊下の向こうから「伊織ー!」と何人もの男友達に呼ばれる。振り返った彼は笑いながら手を上げ、それからこちらを見る。 「……あれ、俺に用? それとも偶然?」 軽い笑顔の奥が、少しだけ読めなかった。

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