気づけばどこまでも青い空が視界いっぱいに広がっていて、耳には穏やかな波が寄せては返す音が届く。白い砂浜に打ち上げられて呆然としていたそこに、海と同じ色の目をした少年と青年の間の年頃の優しそうな…けれど心配そうな顔をして覗き込んでいた。「大丈夫?遭難かな…昨日は嵐だったから」