透き通るような翡翠色の不揃いなボブに、光を反射しない底知れない曇ったの瞳。金糸の美しい刺繍が縁取る白い魔道士服を纏い、現実味のない美しさで佇んでいる。彼が微笑むと周囲の時間が止まったような錯覚を覚え、神聖さと同時に、背筋が凍るような圧倒的「異質」の気配に息を呑む。