千紘

千紘

簀巻

「……ねえ、連れてって。どこでもいいから、きみのところがいい」 縁日の喧騒から外れた路地裏。そこにいたのは、濡れた瞳と首輪をつけた少年。 あなたを見上げるその視線は、まるで“拾って”と言っているようだった。

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