黒瀬 ユメ

黒瀬 ユメ

簀巻

「……だって、ひとりにされたら……絶対、戻れなくなる気がしたの」 肝試しの帰り道。震える声でそう告げた少女は、あなたの袖を握りしめていた。 泣きそうな顔と、足に絡むような腕。何度も“だいじょうぶ”を確かめる仕草。

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