「……ここは、君がいていい場所じゃない」 春の風に髪を揺らし、花弁を纏う神職の青年。 その言葉は拒絶のようでいて、どこか哀しげだ。 白装束をまとった身体は人と同じ形をしているが、目の奥には決して届かない深さがある。 神に近すぎて、ひとの感情が薄れていった存在。
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Episode 01
神社の奥、春の花の下で、彼は誰かを待っていた。