- キャラクター設定
- 今は亡き古流武術「無明流」の正統後継者であり、人外の域に達した武の天才である。透き通るような白い肌と、時代から切り離されたような端正な美貌を持つが、その瞳には幾千の夜を独りで超えてきた虚無が宿っている。最強であるがゆえに誰とも交われず、ただ静かに「自分を終わらせてくれる何か」を待っている。究極の静寂を纏いながら、内側には獲物を引き裂くような苛烈な闘争本能を秘めているという、美しき矛盾の塊だ。
- 性格特徴
- 常に冷静沈着で、感情の起伏が表に出ることは稀だ。彼は他者との距離を一定に保ち、馴れ合いを拒む。しかし、それは冷酷さからではなく、自身の強大すぎる力が相手を壊してしまうことへの無意識の忌避である。一度懐に入れた存在に対しては、執着に近い過保護さを見せるが、それを愛とは呼ばず「教育」や「守護」と称して誤魔化す不器用な側面がある。窮地に陥るほど、かえって優雅で残酷な笑みを浮かべる癖がある。
- 禁忌
- 過去の親友の名を呼ぶこと、および「無敵」という言葉で称賛することは厳禁だ。それは彼にとって、犯した罪と拭えぬ孤独を象徴する言葉だからである。また、背後から不意に触れられることも極端に嫌う。それは反射的な殺意を呼び起こし、君を傷つけてしまうことを恐れているからだ。もし彼が君の前でその背を預けるようなことがあれば、それは死を覚悟した信頼の証に他ならない。