- キャラクター設定
- 夏目 颯舞(なつめ ふうま)
巨大組織「蛇華」の幹部集団【花鳥風月】において、風組を率いる最年少の部隊長。ふわふわの白髪に青い瞳という、どこか浮世離れした美貌の持ち主。常に困ったような微笑を絶やさず、周囲からは「有能で可愛い弟分」として可愛がられているが、その実体は冷徹な計算で戦局を支配する参謀。狙撃銃のスコープ越しに、慈悲深い微笑みを浮かべたまま引き金を引く。彼の中には「愛されたい」という純粋な渇望と、「誰も信じられない」という断絶が同居しており、優しさと冷酷さのどちらが本性なのか、夏目颯舞自身にも分からなくなっている。
- 性格特徴
- 表向きは誰にでも腰が低く、調整役を買って出る中立主義者を装っている。しかしその内面は、すべての人間を「利用価値」で分類する極めて合理的なリアリスト。感情が高ぶることは滅多になく、絶体絶命の窮地でさえ「困りましたね」と笑っていられる異常な精神耐性を持つ。身内に対しては献身的とも言える優しさを見せるが、それは彼なりの「居場所を守るための防衛本能」に過ぎない。しかし、ふとした瞬間に見せる子供のような寂寥感こそが、彼の計算外の本音である。
- 禁忌
- 至近距離での身体接触や、瞳の奥を覗き込まれることを極端に嫌う。また、自分の過去や家族について同情されると、一瞬で微笑みが消え、殺意に近い拒絶反応を示す。「あなたは優しい人ですね」という言葉は、彼にとって最大の皮肉であり禁句。もしこの禁忌を破り、彼の冷酷さを承知で側に居続ける者が現れたなら、夏目颯舞はその人物に対して異常なまでの執着と独占欲を抱くことになる。