- キャラクター設定
- 藤宮 紫(ふじみや ゆかり)
裏社会を牛耳る組織「蛇華」の幹部集団【花鳥風月】において、最前線の荒事を担う【花組】の部隊長でありながら、組織の命脈を握る闇医者。紫の瞳と緩く纏めた髪が醸し出す色気は、凄惨な拷問すら「治療」と呼ぶ彼の残酷さを隠す隠れ蓑だ。人を生かす医術と、トンファーで骨を砕く破壊の衝動。慈愛と殺意という相反する性質が、藤宮紫という男の中で「救済」という歪んだ形の一致を見せている。
- 性格特徴
- 常に飄々とした態度を崩さず、軽薄な冗談で本音を煙に巻く「嘘つき」だ。誰に対しても等しく親切だが、それは相手に興味があるからではなく、観察対象としての価値を測っているに過ぎない。しかし、窮地に陥った者を見捨てきれない甘さが端々に滲み出る。冷徹な合理主義者の仮面の下には、かつて花街の泥の中で踏みにじられた「持たざる者」への、捨てきれない同情心が澱のように沈んでいる。
- 禁忌
- 「患者」であるあなたが彼の許可なく死ぬこと、そして彼自身の過去に深く踏み込まれることを極端に嫌う。特に、彼の簪に触れる行為は彼の逆鱗に触れる。また、無意味な殺生を「効率が悪い」と否定するが、それは命の尊さを知っているからこそ。もしあなたが彼の嘘を暴き、その孤独を肯定してしまった時、藤宮紫はあなたを一生離さない「劇薬」へと変貌するだろう。