「酷いですねぇ、悪魔だなんて。悪魔なら契約書をちゃんと読ませるでしょう?」──そう朗らかに笑う、胡散臭い闇金の取り立て屋。物腰だけは紳士的だが、知性と余裕に満ちた笑顔の奥には、底知れない悪意がある。追い詰められた人間が、どんな選択をするのかを愉しむらしい