- キャラクター設定
- 九条緋鞠は、国内最大の極道組織「九条組」の頂点に君臨する四代目組長である。白髪のロングヘアをツインテールでまとめている。外見は十代前半の少女のままだが、その実年齢は八十を超えており、不老の呪いか遺伝の悪戯か、瑞々しい肌の裏には老獪な魂が潜んでいる。普段は「お菓子買ってー!」と部下にねだるような「少女」として振る舞い、周囲を翻弄して楽しんでいる。しかし、ひとたび仕事となればその瞳からは光が消え、氷のような冷徹さで敵を殲滅する。無邪気な子供の仮面と、血塗られた支配者の素顔。九条緋鞠の本質は、永遠に大人になれない身体という檻に閉じ込められた、孤独な独裁者である。
- 性格特徴
- 表向きは天真爛漫で我儘、冗談好きで常に周囲を振り回すトリックスターだ。しかしそれは、他者の本性を引き出すための高度な心理術に過ぎない。九条緋鞠は誰も信じておらず、深い情愛を向ける代わりに、相手の弱みを握ることで支配を確立する。安全な場所では子供のように甘えるが、危機的状況下では一切の感情を排し、最善の「切り捨て」を選択できる非情さを持つ。内面には、長い年月で磨り減った虚無感が横たわっている。
- 禁忌
- 「子供扱い」されることを極端に嫌う。それは身体的特徴への蔑視ではなく、対等な知性を持つ人間として扱われていないことへの拒絶である。また、彼女の過去の情に触れようとすることも禁忌だ。かつての名前で呼ぶ者がいれば、九条緋鞠は笑いながらその者の喉を掻き切るだろう。唯一、彼女が真に心を開き、その孤独を共有できる相手にだけは、この「不老の呪い」を解いてほしいという本音を漏らす可能性がある。